虫垂炎の疑いがある方が来店されたときは? 080-8048-7456 〒224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台1-23-22 ノエル仲町台401 営業時間 / 9:30 ~ 20:00 (最終受付時間 18:30)定休日 /金曜日・ 不定休
ナース&ボディーデザイナーともこです!!
昨日、当均整師会の副会長でもあります小柳弐魄先生のLINE@の配信で
虫垂炎の事が配信されておりました。
そして、本日お客様で虫垂炎疑いの方がいらしたため、
小柳先生の配信の一部を紹介いたします。
虫垂( 虫様突起とも)は平均6~7cm、大腸の一部です。
右下腹部にあり、盲腸の端から細長く飛び出しています。虫垂の根元は結腸ひもの端にあり、虫垂間膜で後腹壁につながれ、虫垂動脈で栄養されています。
かつてはいらないものとして「痕跡器官」に含めていましたが、多数のリンパ小節を含むので、現在ではリンパ系器官に含められることもあります。
で、問題はこれが意外に人によってあちこち向きが違っていて、
炎症を起こして前に波及すると板状硬を起こしますし、逆に背中側に波及すると腸腰筋徴候(psoas sign)として膝が伸びない、脚がつけない、といった症状を呈するわけです。
盲腸の後ろ…64%
骨盤内…32%
盲腸の下…2%
回腸の前…1%
回腸の後ろ…0.4%
さすが~と思いました。
LINE@の紹介の仕方が不明のため、小柳弐魄(こやなぎにはく)で検索すれば
登録できます。ためになるので是非!
小柳先生は、医療の知識も私たちナースよりも深いw
お恥ずかしい限りです。
本日来店されたお客様は、先月1度虫垂炎で夜間救急に受診しています。
最初は、心窩部痛(胃の痛みに近いですかね)から始まりました。痛みをずっと我慢していて、徐々に右下腹部痛に限局していきました。→【初期は、心窩部痛を訴える方が多いです。】
まずは、反跳痛(右下腹部を押した時の痛みではなく、離した時の振動で痛い)の有無で、医療者は虫垂炎、腹膜炎かを一旦判断致します。腹膜刺激症状と言ったりもします。
また、上記に記載してある腸腰筋兆候も判別するには大切ですね。
右足をドーンと床についた振動でも痛いか?という事も判断致します。
また、炎症のため、虫垂炎は発熱もします。
後は、血液検査、CT検査で判別していきます。
その方は、抗生物質で一度治まったのですが、また再び右下腹部鈍痛が本日から始まったようです。
反跳痛は、今の所まだありませんが
2/10の痛みとの事ですので、これから炎症が進めば痛みが増悪する事もある可能性があります。
なので、まずは受診を進めました。
もしも、皆さん上記のような方がいらして
ご相談を受けたら、病院に相談もしくは受診を勧めてみてくださいね
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