イソフラボンとエストロゲンについて 080-8048-7456 〒224-0041 神奈川県横浜市都筑区仲町台1-23-22 ノエル仲町台401 営業時間 / 9:30 ~ 20:00 (最終受付時間 18:30)定休日 /金曜日・ 不定休
前回は、更年期と女性ホルモンについて書きました。
今回は、イソフラボンとエストロゲンです。イソフラボンは、大豆、レッドクローバー、葛(くず)などマメ科植物に特に多く含まれているフラボノイドとよばれるポリフェノールの一種です。フラボノイドとは植物に含まれている色素や苦味、辛味成分であり様々な健康効果が期待される成分です。様々なイソフラボンの中でも大豆に含まれている大豆イソフラボンは、植物エストロゲンとも呼ばれていて、フラボノイドの中でも珍しく女性ホルモン(エストロゲン)とよく似た働きがあり、女性の美容と健康に役立つ成分として大変注目されています。大豆イソフラボンは健康や美容にさまざまな効果があるため、非常に大きな注目を集め続けていて、研究も盛んに取り組まれています。
そこで、効果をあらためてご紹介いたします。大豆イソフラボンには、女性ホルモン「エストロゲン」に似た作用と、体内に発生する活性酸素という、病気の元である物質を除去する作用がある「抗酸化作用」、この2つの主な機能があります。
イソフラボンを摂取しても、それをしっかり吸収できる人は、な・なんと 女性の半数が吸収できないんです。それは、イソフラボンを体内に吸収できるようにエクオール(パワーのあるイソフラボン)という物質を作れる体かそうでないか!だそうなんです。
作れる人と作れない人の違いエクオール産生菌の有無が明確な違い更年期世代の女性で、大豆や豆乳を意識してとってきたけど、「効果を感じなかった」「よくわからなかった」という人はもしかしたらエクオールを作れる腸内細菌を持っていないのかもしれません。イソフラボンに変化して体内に吸収される人では、この違いによってイソフラボンの健康効果に差が産まれ、エクオールの方がより高いエストロゲン活性を持つことがわかってきているのです。
なので、今までイソフラボンを取り続けても効果がいまいち??と思う方はもしかしたら、エクオールを作れないのかもしれません。
エクオールに期待できる効果
エクオールが大豆イソフラボン(ダイゼイン)の代謝物であることはわかっていましたが、米国のSetchell博士らにより人間の体内で女性ホルモンのように働くという研究報告が発表されたのが、1984年のこと。
エクオールの研究が進むにつれて、大豆イソフラボンの女性ホルモンに似た作用の源が「エクオール」と考えられるようになり、現在では更年期症状の改善や骨粗しょう症予防効果、女性のメタボ改善作用などさまざまな研究発表が報告されています。
*更年期症状の改善
*抗酸化作用
*血管内皮作用
*骨粗しょう症予防
*メタボ予防
*皮膚老化の予防
*脂質代謝の改善
*前立腺への作用
昨今大豆製品摂取量が減少しているため、作れない方が増えてきているのも事実のようです。日本人はやはり消化器官(食道、胃、小腸、大腸、肝臓、すい臓、胆のう)の事も考えて、日本食を見直し摂取するという事も大切な事のように思います。食の欧米化で、大腸がんも増えてきています。皆さんも私も含めて食を見直す事が大切ですね。
身体均整法では、ホルモン調整である施術もございます。エクオール摂取と共に身体均整法の施術を受けて、少しでも明るい更年期、また若い方は生理前症候群などを軽減できていくと良いですね。
参考サイト
ko-nenkilab.jp/equol/about01.html7
エクオールをつくれる人、つくれない人
ともこ均整院
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